Part 5


谷川岳U
平成14年
          (2002年)

     F10号
(53.0cm×45.5cm)
 
 谷川岳,一の倉沢から勢いよく上がる雲を描いてみました。
 頂上で食事の後,ビールのほろ酔いで岩陰で昼寝をしました。
 寝る前は快晴だったのが,1時間一寸で雲だらけ,残飯狙いの大きなトンビが飛んでいました。
   鳳墨会水墨画習作展
 


菖蒲 平成14年(2002年)   F8号(45.5cm×37.9cm)
                   
 新しい家族の健康を祈って描いたものです。
 

   鳳墨会水墨画習作展

白馬連峰の朝 平成14年
            (2002年)

    
F20号(72.7cm×60.6cm)
                    数年前夏,白馬に行きました。八方尾根の山荘に泊まり,日の出前に八方尾根八方池の少し下で,日の出を待ちました。日の出前は,薄明るい白馬連峰と暗い眼下に薄靄のすばらしい夜明けでした。
 白馬連峰に朝日があたり白馬岳が輝いてくると,靄も徐々に濃くなって眼下の村を覆います。
 数分後白馬連峰の中腹まで日があたる頃になると,朝靄(霧)がはれてきます。
 霧が晴れていくのにあわせるように,谷に ポッ… ポッ…と雲が生まれます。雲が生まれる瞬間は一瞬で,あっちこっちを見ている間に,こんなに多くなっていました。
 白馬連峰・この生まれたての雲・朝日に輝く高山植物についた霜,これを描きたくて挑戦してみました。生まれたての雲が,谷に浮いている感じが出ているでしょうか?
     
 


秋終アルプスの朝

   平成14年(2002年)
        M15号(65.2cm×45.5cm)
                  
 
   鳳墨会水墨画小品展
 


紫陽花
 平成14年
         (2002年)

   
  F8号(45.5cm×37.9cm)

 何時もは,水墨画用和紙(麻紙)にドーサを引いて(にじみをとる)その上に描いていきますが,ドーサ引かないで直接一筆画の要領で描いてみました。
 全体的に柔らかく墨の滲みがきれいに出て,滲みの強い和紙に初めて描いて見ましたが,大変良い勉強になりました。

     
鳳墨会水墨画小品展
 


伊那谷の朝 
平成14年
         (2002年)
   M50号
(116.7cm×72.7cm)
                  
 5月〜6月の伊那谷は朝霧が深く,特に冷えた朝は伊那谷を天竜川に沿って,太平洋からの暖かい空気が雲のようになって,もの凄い勢いで,あっという間に上流へ上って行く現象が起きるそうです。
 田舎に帰り,これを見に早朝出かけて見てきました。
 年に1回あるかないかだそうで,天竜川の語源の1つとも言われているそうです。
 生まれ育った伊那谷の朝景で,南アルプスの山々や丘や鎮守の森等すべてが懐かしい思い出の場所です。これを描きました。
 中央右は,高校3年の時,清水君と島岡君と卒業の思い出に登った,千丈岳です


第10回神奈川県水墨画公募展
    神奈川県議会議長賞

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