Part 14

       「明神の精V」 
    平成21年(2009年)

     F50(116.7cm×91.0cm)
 

 上高地の明神池を描いた水墨画は、3作目。
 Tは、池の入口から正面右側の景色、Uはその左側の景色。
 このVは、池の左側をはいって、奥の池を少し入ったところから、雨上がりの明神岳に向かった景色です。
 この左側は、明神池の流末になり、下の池に流れ、梓川に流れ込みます。
 上高地の11月の初めは、紅葉も終わり、山小屋等は、冬支度に入り、訪れる人も少なく、雨上がりの明神も、鳥の声と猿の鳴き声が聞こえるだけで、ひっそりと静かです。
 この後、池入口の宿に帰り、温泉に入り、ヤマメの刺身をいただきました。本当に甘かった。


   
第26回墨神会水墨画全国公募展」 無鑑査 
       

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